メルカリを使ってみたらとても便利だった話

さて、前回のブログでお金がないという告白をしたわけですが、4月に入ってからメルカリを3回ほど利用してみた。

 

これまで自分の持ち物を出品して現金化するといえば、長らくヤフオクが王者だったはず。少なくとも中年の私にとってはヤフオクがそうであった。ヤフオクは即決金額を自分で設定し、基本的には入札者が入札金額を競り合っていくという仕組みである。その競り合っていく感じが楽しいともいえなくはないが、締め切りまで日数を要すというところがマイナスポイントともいえなくはなかった。

 

そこでメルカリの登場である。メルカリといえばフリマアプリ、若者が使うというイメージである。同じようなフリマアプリでいえば、「ラクマ」という楽天が運営するフリマアプリがある。どちらもシステムがよくわからないので、両アプリを比較しているサイトなどを参考に、今回は利用者が多いメルカリを使ってみることにした。

しかしながら、配送方法などがよくわからず、落札してから購入者をお待たせしてはいけないと思い、色々と疑問を解決するために色々なサイトを見ていたら準備期間として1週間くらいかかってしまった。とりあえず使ってみよう、とならないところに年齢を感じるのである。

 

さて、メルカリを利用しようということになったかというと、まわりまわってきた手元にきてしまった人気テーマパークのチケットの使用期限が、残り1ヵ月となったからである。そう、それはねずみをはじめとするアヒルや犬たち人気キャラクターが歌い踊る夢の世界。きらびやかなパレードとバンバン打ちあがる花火、東京と名乗りながら千葉にあるそこにはプリンセスのお城がそびえ建っているのだ。

残念なことに私は夢の国よりもモツ焼きとか立ち飲みとか角打ちにシビれるタイプ。まったく夢のない人間である。

 

さて、実際にメルカリに出品するにあたり、同じチケットを先達はいくらで値段設定しているのかをリサーチ、である。思ったより強気な価格設定が多かったが、こちらとしてはメルカリ初出品、値を多少下げてもメルカリの利用体験をさせていただくということの勉強代と、こんな出品者におつき合いいただくという御礼を含めて控えめに価格設定し、ポチっと出品した。ドキドキである。

…出品して3分も経たないうちにアクションがあり購入してくださり、無事に売れていったのだ。びっくりである。

 

味を占めた私はさらに2品出品した。どちらも5分以内にアクションがあり、即決である。送料やメルカリの手数料を引くと3品で3000円程度のプラスにしかならないが、私にとって不要なものでも購入者の方のところではきちんと使われていくのではないかと思うとうれしくなる。さらに我が家の狭いスペースが空くと思うとそれもうれしかったりする。

 

さらにメルカリを使ってみて驚いたことは「らくらくメルカリ便」を選択しておけば、出品者・購入者ともに匿名で送ることができるということだ。自分で書かなくてもいい上に双方に匿名。なにかと個人情報保護をうたわれる現代、これは時代に合ったシステムなんじゃないかと思う。

また、メルカリで商品の売買が成立すると、あとはメルカリ側で次にやるべき指示を出してくれるのも初心者には安心なシステムだと思う。

 

こうやってフリマアプリが流行ったりするとさらに物が売れないという悪循環になるのだとは思うけど、ジリ貧な今、背に腹は代えられないのであった。